事業再構築の必要性(既存事業を取り巻く環境とコロナの影響)の書き方

文章とグラフや図を入れながら、説明をしてください。グラフは必須とも言えます。見やすい大きさが理想ですが、事業計画書のページの半分以下の大きさであっても、目視できれば大丈夫だと言えます。

既存事業を取り巻く環境(再構築点)

アニマルセラピーの市場は、その治療効果に対する消費者の意識の高まりに起因して大幅な成長が期待されている。リサーチ会社■■■は、アニマルセラピーの世界市場は〇〇年までに〇〇億万ドルに達するという予測発表した。
また、同社のレポートによるとよれば、予測期間中、〇〇%の年平均成長率で右肩上がりに市場が拡大すると予測されている。
業界としては、日本だけでなく世界的にもアニマルセラピーの需要は増加しているが、当社の特徴でもある、それぞれの好みに合わせてヒアリングを行い、顧客に合わせた商品を販売するスタイルは、深刻な被害を受けており、コロナ禍では厳しい環境に置かれている。

コロナの影響/事業再構築の必要性

任意の3カ月の売上高を表にして事業計画書に貼り付けてください。補足説明は以下のようになります。

既存事業では、新型コロナウイルスの影響により、店舗への来店後の対面でのヒアリングというスタイルの継続が厳しくなった。
対面のヒアリングにより、顧客の好みや嗜好を把握することが可能となるため、書籍の選定も顧客に合わせることができたが、現在では厳しくなっている。また、感染リスクを恐れ来店数も激減し、2019年~2020年には継続的な売上を確保していたが、大幅な減少を余儀なくされた。コロナ終息後も対面によるヒアリングには抵抗が高く、コロナ禍前のような集客を見込むのは困難である。従来の営業スタイルでは今後も売上が戻らないことを前提とした事業の再構築が必要であると考えた。
しかし、コロナ禍でもアニマルセラピー市場のニーズは高まっており、感染予防対策を十分に講じた店舗であれば顧客も安心して来店が可能となる。
加えて、読書に取り組むことができるようなスペースを個別に設けることで、コロナ禍でもより密集をさけることができ、成長が期待できる「アニマルセラピー効果を受けながら、趣味に没頭できるセラピーBOOKカフェ」という新規事業への着手が必要であると考えた。

以上、架空の本屋さんがアニマルセラピーのBOOKカフェを展開したい事業計画書の内容の記入例です。

ご参考になれば幸いです。